無常ということ

今を生きるとは、つまり、この世は無常ということ。この世に常なものはない。人間は育ち死ぬ、鉄は固まり錆びる、木は伸び朽ちる、水は澄み濁る。

 

1分前の自分と今の自分は違う存在。過去の自分はすぐに消える。イメージでしかなくなる。あるのは常に今の自分。自分という存在も無常。時間が流れるにつれて全てイメージに変わる。

 

1秒後の自分は1秒間経験したことを踏まえての自分だから明らかに1秒前の自分とは違う。筋トレをする前とした後では違う筋肉になっているのと同じ。経験した分だけ人間は変わっている。

 

感情も無常。ずっと楽しいこともないし、ずっと悲しいこともない。心はころころ変わる。

ずっと空腹なこともないし、ずっと満腹なこともない。体もころころ変わる。

 

この世は常に今しかない。移り変わっていく今の連続。発生しては消え、発生しては消えていく今の繰り返し。

 

この世は無常であるということを認識することが、今を生きるために第一歩。