体を使った勉強

勉強は楽しい。高校時代、予備校時代、大学時代には自分の知的好奇心を満たしてくれる先生が沢山いた。その先生方の授業を聞いては、目から鱗を落とし、一言も漏らすまいとノートにせっせとメモしていた。

大学を卒業してからはそんな勉強からは遠ざかってしまった。仕事に関係する本を読んだりはしていたが、学生時代の様なワクワク感はなかった。

最近になって、頭と体はつながっていると感じるようになり、頭だけで勉強するのではなく、体も使って勉強をしてみようとふと思い立った。早速、本とノートを買ってきて、本で面白かった箇所をノートの左側に記載し、それについて感じたことを思いつくままにノートの右側に書いた。

この作業の効果が想像以上に素晴らしかった。本の内容が今までよりも深く頭に入り、自分の考えを書くことで新たな気づきも多かった。ノートの右側を空けておくことで、白紙のスペースを埋めたくなり、アイデアが生まれた。そして、何よりも楽しかった。勉強して楽しいと思ったのは、学生時代以来だった。

勉強も体を使った方がいい。